Q & A はじめに未知で神秘でとわに分からぬ世界:ストーリーズ:MARTHのLast Resort

Q & A はじめに未知で神秘でとわに分からぬ世界

MARTH
公開日:2019-07-01 03:05

Q:MARTHさん、私は量子力学を研究している科学者です。いつも、文章を見させていただき、感心しております…。私達の分野は、追求すればするほど、一種の宗教的な世界になってしまう、そのような科学です…。追求せず、手前で止まっておくしかないというように、いつも若い頃から感じてきました…。MARTHさんのお話を聞く中で、少しその先が見えるようになってきました…。もっと掘り下げてお聞きしたいのです。


MARTH:まず先生 その、掘り下げてゆくということですが、逆になされてみるのはどうでしょう…。はじめにこの世界が夢であり、はじめにこの世でなく、はじめに現実でなくて、まるでこの世界は神の夢のようだと仮定し、そこから調べてゆくのです…。そうしますと、ピッタリ合うのじゃないかと感じます…。

はじめに、分子から入ってゆき、原子に入り、そして核と電子に入り、陽子、中性子、量子、そして、素粒子、そしてヒモ…そのような順番ではなくて、はじめに未知で神秘で永遠に分からぬ、この世でない、とてつもない夢のようなものだと仮定して研究する、はじめに現実でない物質映画のような世界だと仮定し、そこから古代の人々は量子力学的科学へと入ってゆきました…。古代の人々の科学は、そこから生まれました。現実でない、この世でないというところから調べ直して見ると、逆の形で真実や真理が見えてくる…そのように感じますが、いかがでしょうか。



大したアドバイスにはなりませんが、私の父は仕事柄(検察)何も信じません。大変固い頭の持ち主で、そのような中で育ちました。ですから、社会の腐敗、嘘、すべてを見抜こうとする強い想いを持った家の子どもです。ですから、私はそのように感じて、今まで生きてきました…。

ですから、宇宙の果てのはてはどこまでも続く、永遠にとわに、そして永遠に分ける、分かることがない、そして、すべては名づけられているだけにすぎない、木でもない、山でもない、川でもない、この世でもない、そう名づけただけであると…人類の信じていることに染まらぬように、自らに伝え続けました…。そこで見えてくるのは、真実は永遠になんだか分からない世界なのだと…。そしてすべては一体の性質を帯び、そのうえ、人間の想念に影響する…。真実のリアリティーは、そのような世界であると感じます。そのようにベースを未知として、突き詰めてみてはいかがでしょうか。

今までの学問は、先に考えが在り、分けることが在りきで進んでいます…。そのために、優秀な方々もそこで迷ってしまうということは当然のことだと感じてなりません…。意外に、そのような系統から出ている人の方が気づけるという場合が大きいという可能性があります…。

大変、高度な分析力、探求力のある、そのような聡明な力を使い、今語ったような未知や神秘の中で物事を解明されてゆかれたらどうなのかなと、生意気なようですが、そう感じます…。参考になりましたら、嬉しいことです…。




ですから私は、あらゆるものにとって、本質的(愛)土台が何より大切なのではないかと感じています…。世界中の子どもたちは、どの分野に進むにおいても基礎、この世界の真実の土台が大切です。

その土台は今どんなところに本当はいるのか、そこは未知であり、神秘であり、同じもので出来ていて、つながっている…。この世でもなく、分けることなど出来ぬ素晴らしき世界です。永遠に分からず、とわにつながり、ずっとひとつなる神秘のままに…とわに美しく…。すべてはずっと一体であり、それらは想念によって影響されてしまう、とんでもない誠実さまでも持つ、はかりしれない世界であるのです…。それゆえにその本質である一体性(愛)からそれたとき、自らへのメッセージをあらゆるものが受けるゆえに、この愛の世界は愛を讃え続けられていると感じます…。それはまるで神の夢のような、創造主の夢のような世界でもあり、そのような美しき夢であるからこそ、果てもない、そのような基礎ベースを持った知恵を、すべての分野の方々が子どもの時に学ぶことが出来るなら…。

そこから初めて真の楽園が生まれるのだと、感じてなりません…。

MARTH
2019年6月30日

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