池田 整治様のレビュー:MARTHの作品:MARTHのLast Resort

MARTHLast Resort

“MARTHの作品”へのみなさんのレビュー

【秋の夜長…読書のすすめ】

元自衛隊陸将補・元全日本実業空手道連盟理事長 、「1000年先の地球のために」作家

池田 整治 様

秋の夜長、皆様いかがお過ごしですか?

今日は、読書のすすめです。


読書といっても様々な分野があります。

小説、時事問題、哲学、UFO・・・


時の流れが速く、一方的に入ってくるTV情報等に

操られていませんか・・?


こういう時にこそ、


「ヒトは何のために生まれ死んでいくのか」


という全ての人の根本問題を

読書しながら再考しては如何でしょうか?


そこで、お薦めの本が

「それでも愛(ひとつ)であるから」

 …永遠(とわ)に在りて在るもの

です。


実は一度読んで、著者のMARTH氏と対談しました。

そして、改めて読み返しました。


乱読の私が読み返すのは、ここ最近では自著の

「マインドコントロール」以外初めてです。


読みながら、内なる自分と対話していました。

いわゆる「瞑想」状態です。


かって若い頃、愛読書で

・人間は弱い葦(あし)である

・クレオパトラの鼻が1センチ低かったら世界が変わっていた

などで有名なパスカルの「パンセ(瞑想)」以来の

久々の深い感覚を味わえました。


著者のMARTH氏は、ヒーリング音楽の創設の人ともいえ、30年にわたり瞑想にも精通してきました。


若くして事業にも成功してきましたが、言われなきバッシングも受けてきました。


彼曰く「手足もがれた」中で、それでも全ての人に魂で遺した「人類再生の言葉」として語ったのがこの「それでも愛(ひとつ)であるから」です。


それは、彼の口を借りたガイア・宇宙からのメッセージです。


私は18歳から読書ノートをつけています。

気に入った本のフレーズはそのまま書き写しています。


今回、この本で気に入った言葉を書き出します。

参考になれば幸いです。


・傷つけられときに人は応戦する、攻撃する、という反応

 もう一つは逃げる、隠れる、ごまかす、そのような反応

 もう一つは、愛そうとする、傷つけられた私などいないことに

 気づこうとする、そういういくつかの方法があります。

 傷つけられても愛そうとするというのは、

 3つ目のそのような人々に存在する真の行為です…。


・永遠の命はこの世界に全く無いように見えます。

 しかし本当は、霊的な世界ではずっと太古から存在してきました。

 そしてこの世も、本当は霊的な世界なのです。

 人は何度も何度も物質世界の夢を見ますが、寝ているときの夢と同じ

 ように何度も何度も、自分の信じた映画を回してゆくことでしょう。

 その仕組みに目覚めた人類は、全く別の何かを発見、発明していくのです。

 例えば、愛する人と永遠に何度でも会えることを…。

 何の心配もいらぬことを…。


・愛する人がいますか

 愛する人は まだ そばにいますか

 耀く人生を 誰と築きましたか

 誰と共に生き 何を見つけましたか

 美しい空のように 美しく生きたいと

 願うあなたの想い 僕は知っていました

 いつでもあなたの傷を癒して

 大空へと羽ばたいている 風となりたい

 悲しみ すべてを 海に沈めて

 あなたを 背負って 海を渡りたい


 この歌詞は、上下二巻にそれぞれ添付されている

CDに収録されている歌の一部です。

MARTH自身が歌っています。


 30年のMARTHの総決算ともいえるヒーリング音楽を

BGMとして聴きながら読めるのです。


・私たちがひとつであり、真にひとつなる未知、神秘、

奇跡の中にいること、一体の愛である中にいることを学べ、

そうでない生き方が台無しになることにつくづく気づける

ような環境を創り、一体であることを世界中のあらゆる学校で、

インターネットの中であらゆる子供たちが学べたら、

どんなに素晴らしいでしょう。


・この世界が本当は一体であり、ひとつである。

 真の自己(真我)の現れ、ワンネスである…

 …それ故に、他と見えるものは自であり、戦いや競争、争い等、

  自と他の分離感からくる二元性の行為が

  自らを滅ぼすことになる…


・古代の日本は和(ひとつ)を何よりも尊びました。

 大きい和とは大我のことなのです。それは真我でもあり、

 主体と客体などない、ひとつの愛のことであり、

 唯一、神のことでもあるのです


 「和ももって貴し」の神髄はここに・・・


・人類は、愛の世界、一体の世界、ひとつである世界に合った生き方を生み出さなければ、最終的にはならないということに必ず気がつくことになるでしょう。


・若いのに心が年をとっている方もいっぱいいますし…

 もう老人であっても、子どものような心を持つこともできます…精神は腐食酸化しないのです。

 我の妄想を落とし、赤子のまま、子どものまま、青年のまま、一生いてもよいのです。


・肉体と呼ぶ乗り物の方が疲れたり、故障したりするのは当然です。

 …問題はそれが自分だと思うことで、もの凄いストレスになることこそ問題です。

 …乗り物なんだ、故障して当然だと思うことで心は自然と癒されてゆきます。


・豊かさは素晴らしいものです。物質は愛でできています。

 故に物質的に豊かであるということは、ワンネス(ひとつなる)世界の、愛の世界の重要なアイテムです。

 持続可能な、自我からでない豊かさがあって、成功していて、素晴らしく幸せで、至福に満ちていることは、ワンネスの愛の理想であることでしょう…。


・人類はこれから先、そのことを試すなら、そして何千年何万年とそれをつづけるなら、素晴らしい繁栄、素晴らしき子孫、素晴らしい人生を歩んでゆかれることと感じてなりません。

 そして私はこの人生において、そのことを伝えるためだけに、この星に来たと思っています…。

 …何百曲、何千曲かはわかりませんが、たくさんの音楽を残しました。そこから創りました…。

  …そのひとつなる愛から生まれた音楽も、皆さんに残します…。


 秋の夜長、錯綜する電磁波から逃れて

 心静かに読書しませんか・・・